賛同人からのメッセージ

神宮外苑は東京の貴重な森です。
そもそもは明治天皇が崩御された翌年に澁澤栄一はじめ民間の有志が協力して造った公園です。そこに80年代バブルの土建国家以上の、8万人収容の競技場を立て、外苑の樹木をつぶしてしまうことは国家的損失となる。
わずか「オリンピックの17日」のために神宮の森をつぶしてはいけない。この施設ができると東京体育館と国立競技場とのあいだの外苑西通りに沿った公園はほとんど消滅します。
◎嵐山光三郎
編集者・作家・エッセイスト

お金のムダ遣いはやめましょう。
◎本田実央 京都造形大

思い出がいっぱいあります。
◎山下達也 会社員

オリンピック後が心配です!
◎本田恵理子 自営業

増税してこんなことしてるなんてありえません。
◎松下恵里花 大学生

大金をかけて新しくするr必要があるのか。コンパクトなオリンピックはどこへ行った
◎谷口慶一 会社員

神宮の美しい森を、そのまま残してほしいです。
◎江幡梢 主婦

国威を挙げることを目的とするオリンピックは、アジア・アフリカが伸びつつあるときに、模範にならない。
◎江幡篤士 技術コンサルタント

人間にとって何が正しいかと考える時、自然に戻って考えることが大切だと思います。
◎伊原敬子 主婦

長野オリンピックの時に建てた諸設備の施設がいかにムダで維持するのに金がかかっているかを知っているので、改修して使い続けることに大賛成!
◎深堀雄一 横浜市在住

なつかしい国立競技場を改修して、継続して使用してほしい。
◎栗田怜子
社会福祉法人役員

歴史的・文化的にも素晴らしい環境の現在の外苑をできる限り残し、改修案により、予算を大きく節約し、負の遺産を残さぬようにいましょう。
◎松本裕司
会社役員

なぜ、募集要項にも合ってない案を当選させたのか。人口も減少の予想もされる中、借金を増やす建設、維持も不確かな競技場は不要。現在のを改修し、人間的なものにすべし。
◎桑田愛子
自由業

新国立競技場建設に反対です。少子高齢化社会というのに、一時のため、巨大巨額、自然破壊、・・・安全性に難ありの開閉式屋根、そして地上からのシュミレーション図w区ぉ新聞で見て、なんて不粋なものと呆れてしまいました。いまあるものを最大限生かし、大切なものは残すよう要望します。
◎ 川口和子 古書店員

風致地区制度は公園を軽視していた政治の中で何とか都市の緑を保全しようという造園行政の先人たちが考案した自然系アメニティゾーン、ほぼ準公園です。森さんはじめ都民の皆さんがこの価値に注目してくださって感謝しています。造園家として私自身意見を申し上げていますが、環境の世紀のオリンピックは負荷の少ない仮設でやるのが、最先端と考えます。(現競技場の)リフォームか、海の森で(仮設で)す。
◎進士五十八 造園学者

巨大なるゴキブリを退治せよ。
この醜悪で過剰な新競技場の建設計画の背後には、なにやら後ろ暗い利権屋たちが暗躍しているように思われます。これだけ多くの見識ある方々が、きちんと理を説いて反対しているのに、「引き返す勇気」などどこかに捨ててしまった心根の当事者たちが、ただただ闇雲にあのハディド案なる馬鹿げた建物を推進しようとしているのは、畢竟、「引き返さない利権」の味なのでありましょう。そういう前近代的な意識はきれいに清算して、いま私たちが何をなすべきなのかを、もう一度、一からきちんと考えなおしてもらいたいのです。あの巨大なゴキブリのような醜悪極まる建物が、美しい明治の森を蹂躙する図は、あの桂離宮などを生み出した日本人の、そしてまた能楽や茶道で世界に影響を与えてきた日本人の、芸術的アイデンティティの放棄です。なんとしてもやめてもらいたい。どうにかして、今の国立競技場をリニューアルして再活用するようにしてもらいたい。だいいち、オリンピック後に、あんな無用の長物をどうやって維持管理していくつもりなのでしょうか。そんな金がどこにあるのでしょうか。高齢化する都民・国民を見殺しにしても、あんなものをもてあそぶつもりでしょうか。そのことも十分に考慮のうえで、まずは舛添都知事が、歴史に残る英断を以て、ハディド案の放棄を決断・宣言してほしい、ただそのことを祈るばかりです。
◎林 望 作家・国文学者

そもそもオリンピックがお金のためになっているのが変じゃないですか?
若い人が一生懸命にやっているのを邪魔する気はないんですが、競技場建設で見栄をはる必要はないと思います。
◎養老孟司 解剖学者

国立競技場の○解体中止、○神宮外苑の景観を守ろう。○今の競技場を直して使おう  強く賛同します。新計画案は21世紀の、人間を食うオバケですね。
◎池内紀 ドイツ文学者・エッセイスト

浪費文明は醜悪です。
◎中村敦夫 俳優・作家 

単に「守る」というと後ろ向きで暗い印象を与えるかもしれないけれど、国立競技場の場合はまったく違う。50年代から60年代前半の日本モダンこそもっともクールな建築様式として、世界中で認められている。いま欧米で高い評価を得ている新しい劇場、美術館、スタジアムに足を運んでも分かるように、どれも「モニュメント」ではない。スケールを大事にする。外苑の競技場はどうだ。入場者で埋め尽くされたスタンドに座っていると、目の前がなだらかな山の斜面のようで、低めで、美しく、躯体のカーブが森から優しい風を運んでくる。メタボで目障りなスタジアムなど、まっぴらゴメンだ。直して使うことに、大賛成である。
◎ロバート キャンベル  東京大学大学院総合文化研究科教授

新国立競技場は白紙にすべきです。頑張ってください。
◎長田弘 (詩人)

ごぶさたしておりました。ご活躍はかねて拝見しておりました。こんどのご主旨に大賛成です。東京オリンピックで東京は浮き足だっているように思います。なぜ、あんな計画がすうっとまかり通ってしまったのか、そのプロセスを知りたいのです。お元気で!
◎山折哲雄(宗教学者)

小生はもともと2020年の東京オリンピックの開催に反対でしたから、大規模な予算がかかり、神宮の景観を壊す新国立競技場の建設にはなおさら反対です。森さん、頑張ってください。声援します。
◎大村彦次郎 作家・編集者

三点に賛同します。森さん、がんばって!
都市は次第にみにくくなっています。ことに東京の町並みにはエロスが感じられません。
理由は簡単です。個別の施設にのみ注意を注ぎ、それをデカくすること、それで人間を驚かそうとするだけで、全体が作り出す美しさとか、落ち着きとかいやしとかに誰も注目しなくなったからです。都市は人工的空間です。常に全体を考えて構想すべきです。いいかげんに気づいてほしいと思います。
◎汐見稔幸 白梅学園大学学長・東京大学名誉教授・教育学

わざわざ私にまで呼びかけをしていただいて、ありがとうございます。もうだいぶ前から日本人であることが恥ずかしくて、今回の件で極まった感がありました。喜んで賛同させていただきます。
◎高山文彦 ノンフィクション作家

賛同致します。神宮という環境にあった競技場であるべきと考えます。キャパシティが大きいことが果たして少子高齢、人口減少の日本に合っているのか、はなはだ疑問です。歴史的建造物としても残すべきと考えます。
◎見城美枝子 青森大学教授

新国立競技場新築案に反対します。①デザインが美しくない(鯨が現れたようです)
②維持費が高すぎる。目下、私たち市民は物価の高いのに苦しんでいます。これ以上、税金を高くしないでください。
◎近藤富枝 作家・有職故実研究者・王朝継ぎ紙継承者

新国立競技場建設に反対します。政治やさんたちに食い物にされるのは目に見えています。
◎出久根達郎 小説家

国立競技場の件、いただいた趣旨に賛同します。未来の世代の負担にならない質実な五輪を望みます。
◎黒川創 作家

私は福島原発事故、東日本大震災がまったく解決できない状況の下でオリンピックを開くことに絶対反対です。オリンピックは一時的なものですから、終了後もその都市の環境として維持できるように計画しなければならず、これがアジェンダの考えと思います。
新国立競技場の建設には反対です
◎宮本憲一 大阪市立大学・滋賀大学名誉教授

お元気にご活躍されている由、嬉しく存じました。私は元々オリンピックには反対の気持ちでした。水辺も多く、緑深く、古くて良い建物が普通に沢山のこされている東京が一変するだろうと信じていたからです。ご主旨に賛同させていただきます。私の好きな東京を残してください。
◎加藤幸子 作家

賛同いたします。新国立競技場は21世紀のモアイ像になる恐れ大です
◎鹿島茂 明治大学教授 フランス文学

お申し越しの三点に賛同します。オリンピックは大震災のどさくさまぎれにバブルの亡霊が出ます。許せないと思っています
◎奥本大三郎 フランス文学者 埼玉大学名誉教授 ファーブル昆虫記訳者

2020年の東京オリンピックに向けて新国立競技場を新築しようという案に反対の声を上げていただき感謝して居ります。現在の競技場を改修して使い続けることに賛成します。一流の建築家の方々が技術的に改修可能だと発言して居られます。
旧競技場の解体中止、神宮外苑の景観の維持に心から賛同致します。巨大な規模の競技場ではなく、人々に愛され、利用される競技場が必要と考えます。
今は原発の処理、大震災後の罹災者、市町村の社会の立て直しに知力、資力、資材を最大限に生かすべき時と考えて居ります。
◎宇沢弘文 東京大学名誉教授、文化功労者、文化勲章受章

賛同します。もう大きくならなくてもいいと思います。新しくなくともいいと思います。それが一番新しい私たちのメッセージになるのだと思います。
◎加藤典洋 文芸評論家

かねてから今度の運動への御骨折り敬意をもって注目して居ります。わざわざお声をかけていただいて恐縮です。喜んで賛同致します。敗戦後かこの反省の上に再建を考えて来た社会学者の一人として自分たちの社会的責任の重大さを痛感する昨今です。なにとぞご健闘を祈ります。
◎石田雄 政治学者 東京大学名誉教授

賛同致します。庶民の良識をないがしろにしないでほしい。
◎中川李枝子 子どもの本の作家

ご要請のメッセージ、並びに資料など拝見しました。現国立競技場は私にとっても懐かしい場所であり(学徒出陣壮行式からオリンピックまで)。「解体中止、外苑の景観を守ろう、現競技場を直して使おう」の三点に賛同致します。
なおJSCのような官僚的体質を持つ組織の解体、ないし抜本的刷新を要求します。ご努力に深謝しつつ」
◎色川大吉 歴史家 東京経済大学名誉教授

東京オリンピックは最初から何もかも怪しかった。アレを実現することによってこんなふうにいたるところから、とにかく金儲けのための改造計画などが出て来て、東京はまた人も自然もめちゃくちゃになっていくのでしょう。この新国立競技場作りに反対します。
◎椎名誠 作家 

とんでもない酷い日本になってきました。オリンピック・パラリンピックのメインスタジアムの設計は今日、私たちに示されているものはその代表の一つとなっています。内密に事を運ぼうとするこのようなやり方はとりわけ現政権の特徴です。都民としては声を挙げずにはいられません。いっしょにやっていきましょう。
◎大石芳野 フォトジャーナリスト

昔、昭和五年九月三日、青山北町五十九番地で生まれ、四歳の五月まで育ちました。聖徳記念絵画館、焼ける前の日本青年館(ここで催承喜の踊りを見た)、いずれも私の原風景みたいなものです。東京にはどこにもわたしの郷里はありません。辛うじてここの静謐がふるさとです。
◎澤地久枝 作家

前略、お手紙嬉しく拝見しました。その前にお送りくださったブックレットも拝見して大いに共鳴していたところでした。ザハという人の計画が初めて報道されたときから、地上に降りたUFOのような、東北の津波で町中に押し上げられた大型漁船のような、プラスティックの怪獣のような姿に驚き、呆れておりました。小生の好きな聖徳記念絵画館からの遠近法の景観が破壊されることも耐えられません。森さんたちの運動に大いに期待します。がんばってください。
◎芳賀徹 東京大学名誉教授 明治神宮責任役員

「新国立競技場への異議」。声をあげて下さってありがとうございます。
槇文彦さんの論文、それを受けてのシンポジウム、岩波ブックレットで出されている考え方すべて、共有します。
子供時代を四谷で過したものですから神宮外苑は、日常なじみの場であり、大好きなところです。東京という街を考えた時、今回の建築をよしとした専門家のセンスを疑うというのが個人的な気持ですが、それを越
えて、歴史、街並み、環境、経費、法律問題などあらゆる面から見て皆さま御指摘のことすべてその通りと思います。
それにしてもなぜこのようなことが起きるのでしょう。この問題以外にも、人間味に欠ける傍若無人としか言いようのない言動が次々と現われることを恐ろしく感じています。
職場が大阪にあり、直接のお手伝いができず申し訳ございませんが、「歴史ある森と青空を守り、今の国立競技場を生かす」ことへ向けての活動応援いたします。
◎中村桂子(生命誌研究者)

そもそも2020年の東京オリンピックに反対表明した私ですから
(昨年の東京新聞に掲載されたと思います)、
オリンピックに名を借りた都市や自然の破壊計画にはガマンがなりません。
何かできることがあれば協力いたします。
◎池内了(宇宙物理学者・総合研究大学院大学教授・名古屋大学名誉教授)

 実際に、南三陸町などでも、住宅の建設単価が坪55万円から60万円になっているそうです(震災前は仙台でも、坪25万円から30万円だったのです。しかも○○ホームのような安っぽい、見かけだけの住宅で)。被災者が浮き足立っていて気の毒です。
 私も、日本の「底の浅さ」「はりぼて文化」を痛感しています。
◎長谷川公一(東北大学大学院文学研究科教授、環境社会学)

公共建築ならびに都市計画の手続き制度の問題がとくに大きいと考えます。都市再生関連の規制緩和や国家戦略特区なども手続き上の問題を多く含みます。新国立競技場の事案は、それ自体として重要な問題を構成すると同時に、都市・建築制度の近時の変化についての一連の流れのなかで捉えることも必要になるように感じます。
◎平山洋介(神戸大学)

東京にオリンピック開催が決まったのは、巨大スタジアムの建設の確約があったからではないでしょうか?
今や巨額の収益を上げる産業?になったオリンピックには巨大スタジアム建設が必須条件だったのでは・・・。
とすると、縮小は開催そのものを見直すことに?(なったらいいですね)でも、もはや日本は自国の都合だけではなく、国際ビッグマネーのダイナミズムの渦の中に入ってしまったのかもしれませんが。しかし諦めるのではなく、縮小が見直しに繋がったりしたら願ってもないことですし、東京人として東京を守りたい思いは同じです。
◎青木美稚子(クラシック歌手 音楽アカデミー主宰)

岩手で生まれ、宮城で育ちました。
被災地の復興に人材、資材をまわしてほしいと切に願います。
◎早坂 寛  株式会社 偕成社 編集部  世田谷区

ザハ・ハディド氏の案はどう考えても実現不可能な規模です。
オリンピックが終わってからのことをもっと考えて欲しい。
そう思っているので全面的に賛同しております。
そんな大規模な箱物へ投資するお金があるならもっと人(選手たちは本当にみん
な、大変です)に
投資すればいいのに……と思います。
◎鶴見智佳子(編集者)

神宮の森の中にマンモスみたいな異様な物が住み続けられては困ります。コンパクトが売りの東京オリンピックならば、やはりコンパクトなメインスタジアムであって欲しいと願うばかりです。建物は一度造られると半世紀以上も存在し続けます。東京に半世紀もマンモスが住み続けたら大変です。建つ前に何とかしなければと強く思います。
◎阿部俊彦 (塾経営)

これからますます人が減り、年寄りが増え、
新しい暮らし方を創りださなければならないという切羽つまった中にいるときに、
歴史的資源をつぶして巨大なスタジアムを建設という発想が理解できません。
お力になかなかなれませんが、応援しています。
◎西大立目祥子(フリーライター)宮城県仙台市

またぞろ「町殺し」で、この国の行政の無定見ぶりには暗澹とします。
服部滋(出版社勤務)
ひぐらしはいつとしもなく絶えぬれば四五日は〈躁〉やがて暗澹 岡井隆

ゼネコン、電通、マスコミと自民党に対峙する市民団体の連帯が必要だとひしひしと感じてます。
◎藤井美登利 (川越市)

建築の仕事をしているひとびとは、建設業界ならずとも
設計者たちもオリンピックというこれまでの建設バブルというあり方のなかで
渦中にあり、槇氏の主張に賛同するにしても大いに自己矛盾に陥ることに
無頓着という場合も少なからずあり。
視点を少しずらすと、今回審査に携わった鈴木博之、安藤忠雄、内藤廣など、各氏を選出した日本スポーツ振興センターJSCは、この人々を建築界の権威とした結果だと思います。
◎井出健・建築家

この件、私は槙さんとは母同士が親友で小さい時は行き来があり
その後は殆どお目にかかってはいませんが、今もファンであり尊敬しています。 今度の問題も注目していました。勿論、文彦ちゃんのご意見に賛成です。お仲間に入れておいて下さいませ。 
谷井澄子(港区在住)

50年も前!大学(法政)に入学したころ千駄ヶ谷2丁目に下宿していました。
その後もヤクルトスワローズの応援で神宮球場にはよく行きました。
新しく建てる場合でも今ある街並みにになじむものにしてもらいたい、です。
◎堀川淳子(札幌市)

国立競技場については、自宅から近いこともありとても気になっています。
槇文彦氏の問題提起には大いに賛同するものです。
このバカげた設計案を阻止することができるように願っています。
◎上田真理(港区在住)

新国立競技場の愚かさはもちろんのこと、東京でのオリンピック開催そのものにも疑問を持っています。
◎石井彰・放送作家

いよいよ走りだされましたね。全てに賛同いたします。
もう4月から日本の大手設計事務所が設計をスタートさせているとききますが、
何とか声が届くよう頑張りましょう。
日本におけるレファレンダムの第一例となることを祈念します。
◎上山良子(ランドスケープアーキテクト)

要望書、拝読しました。私も賛同者名簿に加えてください。
◎松岡和子(翻訳家)

しばらくです。資源枯渇のおり、縮小時代にふさわしいオリンピックに舵を切ることが必要というお考えに全面的に同意します。
◎椎名慎太郎(山梨学院大学名誉教授)

大きなものが、まかり通る世の中なのですね。2013年11月5日付の毎日新聞掲載の、野坂昭如氏のエッセイ「七転び八起き」のテーマ「長寿社会 進む弱者淘汰」が指摘しているように、「人間らしく生きて死ぬ。この当たり前が通用しない世の中なのは、豊かさだけを追い求めた戦後のツケ」だと言っています。日本は豊かさを安易に追い求めて原発を乱立させ、福島第1原発事故を起こしたにもかかわらず、汚染水垂れ流しの尻も拭かず、東京オリンピック誘致成功に喜びを湧き立たせて国民の目をそらせ、相変わらずかりそめの豊かさへ邁進する方向に加速しています。未来を見通した上での施策ならいざ知らず、一過性のオリンピックに巨億を投資して、うわべだけの華やかさで取り繕い、困難な時局に真摯に対応しなければならないのに、これではあまりにも貧しい政治ではありませんか。 
◎宇田茂樹 (俳優・カンヌ映画祭でグランプリの映画に主演)

送られてきた新国立競技場 の建設について 反対です 皆様にお任せしてばかりいて すみません どうか よろしく お計らいください
◎安野 光雅 (画家)

新国立競技場に関しては、建設費が当初の2倍以上に膨れ上がっていますね。一種の「だまし討ち」だと思います。官僚の使う、いつもの手練手管なんでしょうが…
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2303E_T21C13A0CR8000/
この、財政的負担に関しては、呼び掛け文で言及されませんか?
◎津田篤太郎(医師)

安藤忠雄の「未来志向」に呆れてしまいます。未来は、次の世代、その次の世代が生きていくための社会を展望する事だと思います。それが本来の未来志向ではないでしょうか。環境と自然を破壊し続けることに未来はありません。
◎浅田保雄(文京区議)

9月、10月は大好きな国立競技場でわがFC東京は2試合。浦和、鹿島に一勝一敗。いつものオーロラビジョン脇のゴール裏の最上段席はもう十年以上。春から秋へ、涼風に吹かれ(ときにポンチョ着て雨に打たれ)、黄昏どきの新宿の摩天楼や神宮の杜をながめつつ、メガロポリスの新旧が溶け合う官能の風景を味わっていたわけです。「国立、国立、オレたちのコクリツ〜!!」と、キックオフと同時に毎回歌われる、サポーターソング。これで天皇杯やナビスコカップ優勝の歓喜を回想してます。
期待と不安と喪失感と。皆がそれぞれの体験記のなかに、神宮の杜の風景(造られたものだけれど)が舞台のように記憶されていると思います。
新国立競技場で「オレたちの国立〜!!」と歌うことができるのか? 
建設費も含め、東京の基層の文脈とその環境への配慮が疎かにされることをおそれます。 
◎中川道夫(写真家)

私もこの設計には大きな疑問を感じていました。
まあ、そもそもオリンピック誘致自体にも疑問を持っているのですが。
『要望書への賛同』に参加できて嬉しく思います。
◎嶋田日出夫(建築会社経営)

森まゆみ様 歴史ある江戸、東京を何もかも新しいものに変え、しかも北日本に大きな金を使うべき今、新国立競技場に非常識な投資をすることは私たち庶民の感覚にはなじまないものです。全面的に賛同する旨、メールをしておきました。
◎若倉雅登(医師)

もともと私は新宿区そだちなので、
千駄ヶ谷駅周辺は少年時代から親しんでいた。
猪瀬のバカ、冗談じゃねえよ、
という感じです。
◎津野海太郎(評論家)

ローマ帝国の末期は、市民にパンとサーカスを与え続け、滅亡しました。
◎松久寛(縮小社会研究会・京都大学名誉教授)

全く同感です。建設会社にいる私が音頭をとるわけにはいきませんが、
是非、昭和39年のオリンピック会場をそのまま残して再利用して欲しいと
個人的には思っております。
森さんはお若いから記憶に残っていないでしょうが、昭和39年当時、
私は中学1年生でした。
社会科見学でオリンピック施設を見学したり、スタジアムに聖火が点った
10月10日は職人の家である我家は父親が職人を休ませて
テレビの前で正座して観戦したものです。
まだ十分使える施設です。
無駄なお金を使う必然性はありません。今ある施設を使ってこそ世界から
絶賛されると思うのですが・・。
◎後藤禎久 (エンジニア)

 東京は過剰開発の限界を疾うに超えてます。帰国して,所用のため東京に出るこ
とがありますが、東京の街を歩くことはしばしば苦痛になります。この 町に必
要なのは、住む人の物差しに合った町づくりであり、前へ前への開発ではなく、
住む人のために町をかつてのスケールに戻して行くことです。で すから、大規
模な箱もの政策の極であるオリンピックの誘致には、私は大反対でした。
決まる筈がないと思っていた誘致ですが、不可解なことに決まったからには、要
望書で主張されているように、せめて、日本が殆ど失いかけているリサ イク
ル・リユーズの思想を蘇らせることしかないと思います。
数年前に不忍通りの西を歩く機会がありましたが、偶々細い路地に古い木造の二
階家がある通りに出て嬉しかったことを思い出します。街は、住む人に はもち
ろんのこと、たまに訪れる人にとっても、息がつけるところでなければなりません。
◎梶村道子 (ベルリン在住)

リニアの問題でもそうですが、人口減少に向かうのに、泡を膨らませるがごとくの
空箱づくりの事業が多すぎます。
本当の先進国なら、政治家というものは、そういうバカな無駄を省くのが仕事のはずです。
経済が縮小しても、保障のある国こそが、日本の目指す未来です。
いい加減に目を覚ましてください。
◎斎藤京子

そもそも、福島の復興とオリンピックの優先順位が私の中で納得が行きません。
経済優先の考え方を、皆、福島で学ばなかったのでしょうか。
巨大な建造物を造り、景観を壊し、人間の心を引き裂いていく。
日本人でいることが嫌になり、哀しくなります。
◎吉田昌弘(ジャズ喫茶映画館店主)

東京で生まれた都民です。東京の景観を、これ以上壊さないでほしい。待機児童が増え、お年寄りが都の外の各県の施設に行かざるをえないいまの東京で、競技場にこれほどの予算を使うことにも危機感をおぼえます。東京に住んでいる人の目で、東京という都市の発展を考えてほしいいと思います。
◎竹信三恵子(和光大学教授)

賛同します。東京だけピカピカにして恥ずかしいです。
◎和田あき子(ロシア文学)

日本で次のオリンピックが開催されること自体が納得できません。多くの被災者の生活再建が出来ていないばかりか、今後も巨大地震が予測されているこの地で、世界中からアスリート及び観客の方々がおいでになることへの生命の責任はどうとるつもりでしょうか。また、福島はもちろん各地にある原子力発電所の事故の可能性は低くない中、予算の使い方を間違っていると思います。もっとも危険な国でのオリンピックであることを念頭に置き、できるだけ規模を小さくし、事故や災害に備える建築にするべきです。 
◎平野美和子(由布市在住)

要望書の一部文言について再考のお願いをします.
すなわち,「私達は市民の立場から、国際平和と地球の未来に寄与する
オリンピックの開催を心から願うとともに…」という部分を,
例えば,「私達は市民の立場から、オリンピックが国際平和と地球の未来に
寄与するものであることを心から願うとともに…」のように変更いただければと思います.
その理由は,わたし自身を含む多数の日本国民が2020年のオリンピック東京開催を
けっして心から歓迎してはいないのに,現行の文言では「どこで」「どんな条件のもとで」ということを不問にして,「オリンピックは国際平和と地球の未来に寄与するものであるから,その開催を私達はとにかく心から願う」とも読めてしまうからです.
「どうせ開かれてしまう東京オリンピックであるなら,
せめて国際平和と地球の未来にせいぜい寄与するものであることを心から願う」
というニュアンスの文言であれば,わたしを含む東京オリンピック反対派も
いっそう賛同しやすい要望書になるのではないかと思います.
◎北川久(エスペランティスト)

現在いわき市在住でソーシャルワーカーをしています。東京生まれ、東京育ちですが、オリンピック決定のニュースに心底がっかりしました。福島生まれの同僚は『落ちなくて良かった、落ちたら福島のせいにされるから』と親戚で話していたと教えてくれました。
◎佐藤恵子

『女たちは「いちばん」をのぞまない』は戦争を起こさない秘訣ですね。
本来の保守だと私は思います。
◎平智之(前衆議院議員)

いつもながらの素早いフットワークとネットワーキングに、敬服しております。賛同者の末席に加えてください。
◎川本隆史 (東京大学教員) 

標記のメールを新川志保子さんから受け取りました。
「おもてなし」から始まった東京オリンピックの開催決定。
今の日本の状況を考えても開催には反対です。
その上、新国立競技場の建設。
この要望書へ賛同いたします。
◎五來哲子

私は開催そのものについて反対いたしております
宇宙船舞い降りたような、訳のわからん
本当にスカイツリータワーから
時代が逆行したような騒々しい東京に戻ってしまったようでいやです
◎小堀満子

 わたしが住む家のそばには葛西臨海公園がありますが、ここもこれまで長年かけ
て自然を育てて来たその努力をあっさりと踏みにじるように、ボートの会場を造る
計画がもちあがっています。
声を挙げるこのような機会を与えたいただきましたこと、御礼申し上げます。
みなさまの活動に甘えてしまうことになりますが、この運動が良い方向へ実を
結びますように祈っております。
季節の変わり目、どうぞお体だけは無理をなさいませんよう。
◎矢野聡子

国立競技場に関する提案に賛同します。
かねて槙文彦氏の意見に、つよく共感していました。* 
◎太田和彦(デザイナー)

日本機械学会事務所近辺の信濃町・神宮地区は、今100年
の歴史を有する都内で指折りの閑静な緑地帯になっています。
大規模な新国立競技場設置などこれ以上の建物設置は、神宮
外苑の森の破壊につながり、世界の東京に反しますので、
この呼びかけに賛同します。
◎福澤清和

レスタウロでおもてなし、に賛成です。
◎長谷川順一

福島原発事故が終息してしていない時期にオリンピック開催には
非常識だと思います。それでも予算を福島県に回したいので、
必要最低限の計画にしなくてはと考えてます。
◎井上悦子

コンペで決まった新国立競技場ではありますが、今となっては、如何にも日本人の心とかけ離れた
物となっているように思います。
◎峯尾宏子

ほんとは、山本太郎さんじゃないけれど、
今いちばんにしなくてはならないのは原発の処理なのに、
なんでオリンピック? というのが本音なのですが、
やるならせめて、小さく、控えめに、こそかっこいいのではと。
そして、添付された森さんの詩に、
心底から、まったくそのとおり、と思います。
女性ばかりじゃなく、
じいさんだってそう思っています。
◎稲葉宏爾(雑文書き、 フランス在住)
◎稲葉由紀子(エッセイスト、フランス在住)

貴方のご意見に100%賛同いたします。
私は日本に嫌気がさして、NYに逃げ出して来て27年になります。
アメリカも酷い国だけど、仕事もあるし、パートナーが居るのでずるずると留まっています。
日本はこの先どうなってしまうのでしょうか????
他国に住んでいると、色んな事が冷静に見られます。
東北大震災の復興も十分ではないうちに、何がオリンピックだ?!
今度ばかりは、さすがに呆れ果てました!
たかだか2週間のイベントが何なんだ? オリンピック後のロンドンの悲惨な有様をなんで直視しないの?
オリンピックを得るためのプレゼンテーションに、一体どれだけのお金を使ったのでしょう、、、?
◎内田久美子

どうして、こんなバブリーな案に決まったのか疑問多々です。
比較して言うならば、日建設計の案の方がまだマシだ。
でも、「今あるモンを上手に活用する」という発想でのコンペを
なぜやらないのでしょう? そちらも大いなる疑問です。
うがった見方をすれば、
土建屋さんとか建築屋さんとか、スワッと金儲けに走るところがたくさんあり、
政治家もそこで甘い汁を吸い・・という変わらぬ構造ゆえとも推測できますね。
◎岩田成子

最優秀作品がほかの作品に比べ、もっともグロテスクで周囲の景観を破壊するものだと思います。
◎高橋博文(山猫文庫)

葛西臨海公園の運動については、下野 稔(しもの・みのる)さんに連絡されるのがいいと思います。
彼らも東京都や江戸川区と折衝を重ね、江戸川区議会を攻略しつつあります。
◎脇正太郎

「女たちはいちばんを望まない」という文言が気に入ったので、
大阪で最近知り合って、めちゃくちゃに元気な「働く女性たちの会」WWNに送りました。
びっくりするほど行動力がある女性たちで、男女差別をする大企業を相手取って、
国連にまで陳情に行く人たちです。
森さんが言われるように、建築家たちの要望書を支えるメンバーはすごいけど、建築家ってみんな
「建てたがる」人たちだから、懸念される気持ちも分かります。
◎武谷なおみ(シチリア文学)

新国立競技場に関する森様ほか代表の方が関係機関に出されている要望書に賛同いたします。
「女たちはいちばんを望まない」の詩は同感です。
◎小嶋紀代美

オリンピックでさえ日本でやるなら”福島で”と思っていたくらいです。
東京の費用で其処に施設を作っても、都民全員が賛成しなくとも、大多数の都民は東北の復興も兼ねたそのプランに賛成すると私は考えております。
東北でのオリンピックは水素爆発を起こした原発施設も何がなんでの政府は収束させるでしょう。
其処を世界の人に見せればいい。
東北でのオリンピックが開催されれば、東北復興の一助にもなるとわたしは考えています。香川ヒサ
メールありがとうございます。私は東京オリンピックには反対ではありませんが、誘致
合戦の中で、国内に対しては、どれだけの経済効果があるかばかりが語られ、いい話だ
ろうと説得されたのにはうんざりしました。日本がもうけすぎたものをはき出し、日本
の良さを知ってもらうなら納得できるのですが。10年ほど前、94年の冬季オリンピック
が開催されたリレハンメルを訪問しました。ボランティアの活動により、金をかけず健
全に運営されたオリンピックとして知られています。そこでは滑降コースなどの環境破
壊も少なく、オリンピックの残骸のようなものは感じられませんでした。もう少し大人
になり巨大施設はすべてやめましょうよ。7月開催での熱中症も気になります。それも
放映権を高く売るために,IOCが決めたそうですね。
◎波多野純 (日本工業大学学長・建築史)

私たち夫婦も賛同いたします。
やはりあの建物のデザインが美しい景観をつくるようには思えません。
こちらでもできる限り広めていきたいと思っています。
何卒宜しくお願い致します。
◎株式会社石見銀山生活文化研究所 代表取締役所長 松場登美 同会長 松場大吉

先日、台東区選出都議の中山ひろゆきさん(よしかつの息子)を西川さんと一緒に訪ね、
都政の話をいろいろ聞いたのですが、中山親子、土建行政寄りかと思いきや、
ひろゆき氏はけっこう批判的でした。築地移転も外環道も浅草観光も。
オリンピックの話も出て、競技場については言下にハディド案はダメと言っていましたよ。
都議会の中でも今、東京オリンピックの遺産を有効活用しようという
「レガシー」を提唱する人がいる(人数のほどはわかりません)とのことです。
そういう議員も巻き込めるといいですね。
◎植松明子(編集者)

明治天皇の遺体安置所、駐車場がギリギリまであり、知らない人は神聖な場所とは思
わないでしょう。見学会で解説していただくまで神聖場所とは思いませんでした。
◎原祐一(考古学)

森まゆみさんの詩に感動しました。
あんな詩を即座に作れるとは感激です。
私は神宮前6丁目に永く住んでいたので、問題の地周辺はとても懐かしく、
また、神宮外苑の並木と絵画館を遠望しながら走る都電(10番)で毎日大学へ通ってい
ました。
あの景観は絶対に保存しておいてほしいです。
◎森美樹(弁護士・神戸市)

もちろん賛同させていただきたいと思います。
未来に負の遺産を残さないばかりでなく、
美しく調和した街並みを保全するのは義務だと思うのです。
◎四釜尚人(しかまファインアーツ・京都市)

この件は、私の周りでも時折話題になります。
多くの人々が違和感を感じていますが、
コンペの公正性など多方面の問題も抱えていますね。
しかし、誰しも自分の国や街の景観を愛したいと思っているはず。
文中にデザインコンクール審査委員長安藤忠雄氏の言葉を引用されて
いましたが、正に「みんなに愛される」建築であることを願います。
是非、「新国立競技場」は、多くの人々に愛される「幸せな建築」になってほしいです。
(日土小学校や世界平和記念聖堂のような、愛される建築(場所)で
あってほしいです。)
◎松本富美(アーキウォーク広島・広島市)

国立競技場の件、100%賛同いたします。
昨年韓国ソウルに行った際、あちらにもザハによる巨大建築物を建設中で、
5年ほどかかってもまだ完成に至らなにようで、あちらのドコモモの友人たちも
あきれておりました。
もともと野球場や競技場があったところで公園を内部化するような案です。
同じことにならなければと思います。
ザハの建築デザインや考え方自体は個人的には好きなんですが、
敷地との関係、まわりとのコンテクストなど考えると×ですね。
◎渡邉研司(東海大学教授)

要望書を拝読いたしました。
かねてから私も疑問に思っていたことです。
深く共感し、賛同いたします。
◎山田きみえ(『住む。』編集長)

貴重な景観が台無しになること、
今後の社会状況を考え、この規模のものを作ろうとすることに反対です。
ただ、正直、このタイミングでは「単なる」反対には躊躇します。
7.に関連しますが、情報公開に終わらせず、むしろこちらからさらに踏み込んで、
独自の試算と改修プランの提案を盛り込むことはできませんか。
賛同への留保ではなく、今回の件で専門の方々にぜひお願いしたいという思いから。
◎鞍田崇(哲学者、総合地球環境学研究所特任准教授)

槇さんの問題提起がきっかけとなり、
議論が波及していくなかで何かできることはないかと考えていたので、
森さんたちの勇気あるアクションに微力ながら参加させていただけるのは、
とてもありがたいです。
関心がありそうな知人への周知も努めたいと思います。
ほかにも何かお手伝いできることがございましたら、
お声掛けいただければ幸いです。
◎久保万紀恵(編集者、誠文堂新光社『アイデア』編集部)

オリンピックの開催自体、疑問だらけな状態で、
あの新国立競技場のデザイン案を初めてみた時、
さらに寒気がしました。
桜さんの迅速で具体的な動き、尊敬いたします。
◎中井五絵(HAKOBAKA DRAWING ROOM・京都市)

新国立競技場は必要ないと!怒っております。
賛同致します。

新国立競技場につきましては、松隈さんの文章も拝読いたしましたし、
日本青年館のシンポジウムも(ネットで)聴講いたしました。
私としては、やはりこの件、十分な情報公開と議論がなされていない事に問題を
感じざるを得ません。
あと現在建っている国立競技場は結構いい建築だと思っています
(が、あまり建築家でそれを言う人いませんね)。
最終的に建設が行われるにせよ行われないにせよ、
ここで議論をしなくては東京の歴史上の損失になります。
ただ槇さんのシンポを見て、やはりいつもながら
「建築界の専門家たちの反対運動」みたいな雰囲気になってしまうことを心配していま
した。
その点、今回の代表メンバーはいいですね!
声を挙げられるご活動に敬意を表しつつ、謹んで賛同させていただきます。
(中略)
森まゆみさんの文章、熱いですね。
きっと槇さんグループは理詰めで攻めるのでしょうから、
こういう「気持ち」の表明はいい支援攻撃になると思います。
理詰めの議論だけだと、「中途半端に設計変更したザッハ案」という落しどころに
行ってしまいそうな予感がします。
そういうことじゃない!ですよね。
私では微力ですが、また何か、ご協力できそうなことがありましたらおっしゃってくだ
さい。
◎山本想太郎(建築家、日本建築家協会デザイン部会長)

私もJIAの槇先生の講演会に行きました。
もともとザハ案には反対でしたが、あそこの土地の本当の価値を当日改めて知り、
現状案では当然受けいられません。
いっそ規模を小さくして夢の島に作ればと思っています。
そんな中メールをいただき皆様の活動にぜひ賛同させていただきます。
◎原尚(建築家)

この問題提起に賛同します。
同時に私は何故このような事が起きるのかについても考える必要が
あると思います。今回の新国立競技場について再考する必要がある
事は明白ですが、日常行われている多くの設計者選定において、
その多くは入札であることと、少数のコンペ、プロポーザルにおいても
今回同様募集要項がズサンで、その結果選ばれる案が市民の歓迎
するものはなっていないという事があります。ある意味では新国立競技場
より身近な生活環境ある多くの建築が環境に過大の負荷をかけたり
歓迎されざる景観をつくっています。
そういう状況の中で今回の事件がおきたという事です。その事を抜きに
議論するのは空しいことではないでしょうか。
◎大宇根弘司(建築家・元JIA会長)

最近、私の事務所のある那覇新都心の景観は高層マンションが林立する状況にあり、
以前とはだいぶ変わってしまいました。
建築物(特に大規模な)の景観に与える影響は行政のみで考えるのではなく、
市民レベルで問題提起をすることが大切ですね。
◎塩真孝彰(建築家・那覇市)

市民の率直かつわかりやすい文章でとても伝わりました。
もちろん深く共感いたします。
お祭り後の負の代償があまりにも大きいとの予想は、冷静に考えればだれもができるこ
となのに目先のことだけを優先させる本当に懲りない体質ですね。
おっしゃる通り、今後の開催国の模範となるような、あるいは3.11の打撃を受けた国として、
そして2回目の開催国としての成熟した慎み深い品性を建築の視点からも表現して欲しいです。
おそらくこのオリンピック、この競技場の建設の成否が今後この先10年、20年の建築界
を決定付けるような気がします。
ここで風土や歴史や時間や等身大の人の生活に配慮したことができなければ
この日本の建築、建築界は今後も浮き沈みだけを繰り返すだけの脆弱なものになってゆくように危惧します。
今後の日本の建築のシンボルとなる存在だけに長い時間軸を見据えた慎重かつ冷静な議論がなされるべきだと思います。
活動、がんばってください!
◎堀部安嗣(建築家・京都造形芸術大学大学院教授)

JIAの槇さんの問題提起文読みました。
「素晴らしいパブリックスペースとは、一人しか人がいない時にも美しいものだ」
という文に心打たれました。
先日、NYに一週間程行く機会があり、風景をどう守っていくか、
歴史の風景をどう更新していくか、という事を考えていました。
◎今井敬子(建築設計、神戸市)

森まゆみさんの詩文調のすばらしいメッセージを送っていただきまして
ありがとうございました。
心に響く言葉、さすがですね。
ところで新競技場のコンペの審査に関わった真摯な審査員を追い込むのでなく、
うまく審査無効表明あるいはコンペやり直しに向かわせるよう働きかけることも
あるかもしれませんね。
(いずれにしても今回の問題に関しての彼らからの反応を知りたいですね)
手わたす会でよい方針を検討されていると思いますが・・・・。
◎石丸紀興((株)広島諸事・地域再生研究所代表・広島市)

要望書は読みました。
槇さんからも建築家協会の雑誌の抜き刷りは送ってきたし、
シンポの発起人代表は、私の同級生の元倉がなっていたので、ずっとコンペの敷地設定
高さ制限の大幅な緩和などに腹を立てていました。
ですから読売の記者などには、コンペのからくりを話してきました。
大事なのは、建築家たちの狭い運動ではなく、市民運動になることです。
これは京都会館の問題であなたも良く知っているとおりだ。。
ぜひ頑張ってほしい。
<神宮外苑と国立競技場を未来へ手わたす会>の要望書に賛同します。
霞ヶ丘町の住民は二度もオリンピックのために立ち退かされる。腹が立たない方がおか
しい。
ぜひ、住民のためにもがんばってください。
◎松山巖(作家・評論家・港区)

私もすべてにおいて賛同です。
私の家は青山なので住民としても憤りを感じています。
少子高齢化、ダウンサイジングの時代にあって
たった2週間のためにこつくる競技場があたえる環境負荷は
外苑の美しい森への死の宣告とも思います。
槇さんの勇気ある寄稿に力づけられております。
これは市民レベルで話さないかぎり、ストップしないと思います。
そもそも、最初の国際コンペから与件がおかしいと思います。
これがなくたってオリンピックはくるのですから
招致成功したあとは絵空事は現実にもどすべきでしょうね。
ザハの建物はローマにあろうが日本であろうが場所性は全く考慮されてません。
単体では魅力ありますが一般の人は大きさがわかりません。
国は国民に対しての説明責任を果たしてないと思います。
そもそも要綱がおかしかったのですから・・・
審査委員会にも相当責任があると思いますが・・・
◎村上晶子(建築家・明星大学教授)

賛同いたします。
これは放置できない問題です。
東京の未来のみならず、日本の未来がかかっています(ちょっと、おおげさかな)。
◎郡司典夫(中央公論新社学芸局)

東京オリンピック開催決定について、疑問の声をたくさん聞きます。
原発のこともあり、ほとんどが、実施されるとは思っていなかったと、
政治力を甘く見ていた反省の声でもあります。
広く声を掛けてもよろしければ、メールを転送させていただきます。
◎齊藤祐子(建築家)

下記の件ですが『JIA MAGAZINE』8月号を読む前から、
つまり当選案の発表があった時から違和感を感じでおりました。
東北であんなに辛い思いをしたというのに、未だにパラダイムシフトができない
でいるこの国。
もうとっくに発展途上国は卒業して、成熟国に歩を進めていなければならない
はずなのに。。。
私は、真の豊かさは経済発展とは無関係だと思っています。
人間はもっと謙虚に生きるべきだと思っています。
スポーツの主役は選手たちであり競技場ではないと思っています。
まだまだ偉そうなことを言える立場ではありませんが、
建築家としてというより街を愛する市民として、下記の主旨に賛同致します。
◎岸下真理(建築家)

新しく建てる新国立競技場の在り方は、日本という国がこれから何を目指すのか
海外にも国民にも示す大きなチャンスだと思います。
本当は新しいものでよい未来を示せたらと願いますが、
今回の敷地に求められる競技場のスペックを考えるとよほど難しい条件だと思います。
加えて安藤さんの掲げるコンセプトの新しいものを求める気持ちは大切だと思いますが
その具体的に見つめている物はこれからの世代の気運とはかけ離れていると思います。
事実は、長い経過をたどり現状の結果を受け入れるしかない流れになっていますが、
おそらく誰もが新競技場の案が新しいこれからの未来を導いてくれるとは感じていない
のではないでしょうか?また、そうである事を願います。
この訴えが、運営側が計画そのものの意義に勇気をもって立ち戻れるきっかけになるこ
とを心より願い、応援いたします。
◎松本美奈子(建築設計事務所勤務)

槇さんの論文を読み、10月21日のシンポジウムも(ustreamで)拝聴しました。
まったく、もっともな話だと思います。
こうした異議申し立てが、「建築側」からなされたことは意義深いことです。
でもきっと、コンペ主催側あるいはザハ案を建設したい人たちはこう言うでしょうね。
「審査委員長の安藤忠雄先生、審査員の内藤廣先生、ノーマン・フォスター先生、
リチャード・ロジャース先生は世界的な建築家ですよね。
鈴木博之先生は東京の景観に造詣の深い建築史家とうかがっています。
この方々がコンペの審査を引き受け、最優秀案を選出したわけですが、
それは間違いだったということですか」
それに対して、
「その通り。このコンペについて、彼らは審査を引き受けるべきではなかったし、
審査結果は間違っている」と、はっきり言えるかどうかが、
社会から問われているように思います。
◎豊田正広(編集者)

(森まゆみさんの文章に対し)
すばらしいメッセージ、思いをすべてこめて頂いた気持ちです。
◎水口秋子

高校時代の冬の体育の時間は、絵画館周回マラソンでした、
近年ではTOKYO DESIGNERS WEEKで絵画館前の広場を訪れることもあります。
あのような場所に、あのような巨大な建物を造ることが信じられません。
東京に少なくなってしまった、空が大きく見える貴重な場所でもあります。
この施設の計画に伴って、絵画館周辺の都市計画がいつの間にか大きく緩和され、
高層建物の再開発の準備がされているように見受けられます。
この計画を考え直すための、森様がたの活動に賛同させていただきたいと存じます。
◎上田耕二(建築家)

◎藤新国立競技場の件は、私も関心があり、私たちの小さな会の機関誌 「水脈」
(今月発行予定)のTOPICSのページで取り上げたところです。
校正で直せるようでしたら、こうした動きがあることを追加いたします。
勿論、賛同させていただきます。
森まゆみさんのメッセージは、文字どおり、私たちの心です。
HPを友人たちに紹介いたします。
◎原千晴(編集者)

賛同いたします。
なかなか情報が出てこないなか、現実的な落とし所はどこにあるのか、
そのなかで、個人的には、現競技場を改修して使用するのは厳しいだろうとは
思っています。
トラックが取れていないということも聞きますし観客席数の増設、日除けなど、
なかなか困難なのではないだろうか、と。
ザハのデザインが好きなわけではないですが、プログラムを絞って再検討するのが
現実的かな、と思ってはいます。
ただし、ここで要請されている通り、コンペの経緯も、プログラムの詳細も、
その後の経過もはっきり示されていないことは、再検討された(として)案の
評価さえできませんから、まず第一に必要なことだろうと思います。
霞ヶ丘住宅の件も深刻です。
住民を立ち退かせてまですることなのかどうか、また、コンペの敷地ではないよう
ですが、それが前提となって進められていたとしたら(了解なしに立候補)して
いたとしたら問題ですね。
オリンピックそのものは楽しみにしている分、ちゃんと正確な手続きをもって
成功と言えるのだろうと思います。
是非そうした運営をもって、先進国としての気概を示したいものです。
◎西澤徹夫(建築家・東京藝術大学助教)

要望書には賛同します。
要望書もさることながら森まゆみさんの「一番はいらない」に共感します。
◎松原幸子(器とカフェ「ひねもすのたり」オーナー・松原隆一郎夫人)

喜んで賛同します!
本当に腹が立ちます。オリンピック開催自体、素直に喜べないというのに。
選んだ人の価値観を疑います。
◎長町美和子(フリーランスライター 日本全国スギダラケ倶楽部会員)

本気で取り組むべきことですね。
週刊東洋経済のトップ記事なっていました。
メイン会場が神宮外苑、、、本当に正しい選択なの??
という根本があるように思います。
賛同させて頂きます。
◎星裕樹(鹿島建設建築設計本部)

呼びかけ文に全く同感です。よくぞ言って下さいました。
喜んで、お仲間入りさせて頂きます。
◎桐島洋子(作家)

ご連絡ありがとうございました。まったく同感です。
デモ参加なんてしたことがありませんが、この件に関してはそれもいといません。
市民の想いで官が覆されることのないこの国にぜひ一石をとうじたいです。世話人ご苦労様です。
なにかお手伝いできることがあったらご一報ください。できる限り広めます。
◎吉田紗栄子(NPO法人高齢社会の住まいをつくる会理事長)

通常はだれも活動や運動を積極的に行いたいとは思わないのではないでしょうか、し
かし強い恐れやなにかの問題に遭遇すると立ち上がらざるを得ない。 傍観者である
ことは問題も起さないかもしれないが無責任、今生きているこの社会の中の一員とし
て発言し行動する義務が我々には課されていると思います。 女たちが緩やかな形で
連体し社会の問題をかたずけることを考えることは、美味しい物を食べ(私の場合は
飲みも)楽しく会話しおしゃれをすることと同様に大切なことではないかしら。 
趣旨に賛同いたします。
◎野沢富士子(主婦 神奈川県相模原市)

私もこの件(だけでなく今の日本にある多くの問題と共に)には大いに怒ってます。大
変深刻な問題だと思います。
取り急ぎ賛同の意を表します。メール拡散は今夜帰宅後にします。
p.s. 呼びかけ文が素晴らしい。大きな動きの輪となり、計画を変えさせる事が出来る
よう祈ってます。
◎吉村隆子(音楽家)

森まゆみさんの提案に賛同いたします。
私もこの計画そのものに大いに疑問を抱いていました。しかし、コンペティションに
は日本の代表的な建築家たちの多くが参加しており、槇先生がことあげなさったとは
いえ、建築家たちの側からの反論は遅すぎましたし、その立場も筋が通っているとは
思えません。槇先生にはご恩がありますので何かできる事があればお手伝いしなくて
はいけないと思っておりましたが、建築家たちの運動に参加するのは納得できない部
分がありました。
しかし、森さんの提案(新しい建物を作らない)には賛成です。お声がけいただきあ
りがとうございます。
◎黒石いずみ(青山学院大学総合文化政策学部 教授) 

下記内容、コンペの結果発表当初から東京の土地勘がまったくない私ですら違和感を感
じておりました。
男性でも構わないのであれば賛同いたします。
◎森 晋樹

かねてより東京オリンピック開催およびそれに付随する競技場の建設計画に非常な違和
感をもち続けていました。
建築家の方々の声明だけではなく、市民としての立場から疑問、違和感の表明をできな
いものかと考えていました。
今回の呼びかけに賛同いたします。できるだけ広く賛同者への呼びかけをすることに協
力をしたいと思います。
◎竹内希衣子(日本ジャーナリスト会議所属・地域活動など)

『神宮外苑と国立競技場を未来へ手わたす会』の主旨に賛同します。
新国立競技場の建設計画は見直すべきです。
「世界最高」「いちばん」を特に望まない「男たち」も沢山います。
◎海保 透

個人的な事ですが、
若い頃、千駄ヶ谷駅前に10年近く住み、事務所もありました。
長男を育てた場所でもあり、1歳になる1年間は、
絵画館前やイチョウ並木を毎日のように息子と散歩していました。
巨大な物体が出現は、あの美しい景観を壊し、非常に違和感を感じます。
また、恩師の阿久井先生が丹下事務所で国立競技場の設計に携わり、
計画のエピソードを聞いた事もあり、馴染み深い、建物です。
添付の要望書によると、補強・改修して使い続けることを検討していたとの事。
「コンパクトな五輪を目指す」という趣旨に沿って、
「東京オリンピックの遺産を活用」を、なんとか再考して頂きたいものです。
◎加部千代子

お祭り好きの国民性かオリンピックを愛でるのは良いのですが、旧態然とした豪奢な箱
もの施設や運営体制には、何とも違和感を感じている人は多いのではないかと思います。
その一端としての新国立競技場は何とかしなければならないと思います。
主旨に同意いたします。今後ともよろしくお願いいたします。
◎柳澤泰博

全くその通りだと思います
◎(有)小幡建築研究所 小幡 榮

◎槇先生の文章なども拝読して、
 以前からこの問題はプログラムの不備という問題かなと認識しています。
 東京六大学野球(一応駒場時代は東大応援部吹奏楽団に在籍してました)
 +小学生からヤクルトファンとして通いつづけた神宮球場の周辺風景は
 個人的にとてもなじみのあるもので、他人事ではありません。
 また、吉見さんからも同様のご依頼を頂戴しております。
 依頼文を拝読し、大いに賛同いたします。
 勤務先の業務で聖徳記念絵画館に関わっており、
 聖徳記念絵画館の直近ですので
 重要文化財の「保存に影響を及ぼす行為」ということで
 規制がかけられるかもしれませんが、
 それほど効果的ではないようにも思います。

◎津村泰範

「おかしい?」と思ったら声に出す。手を挙げる。
税金を払っている市民の権利ですよね。
賛同します。
◎松井晴子

この度は、さまざまご尽力いただき、ありがとうございます。
とりあえず、私のみ賛意をお送りいたします。
私が所属する読書会で、割に最近、秋尾沙戸子著「ワシントンハイツ」(GHQが東京に
刻んだ戦後)を読みました。私は戦中生まれで関西育ちですので、当時を知っている方々の話を
きいて、当時の代々木の様子を知りました。時は流れ、東京への集中が加速しましたが、
現に人口減を迎えているわが国で、どのような街づくりが求められているかを考えれば、
今回の計画は無茶苦茶です。友人にも声をかけてみるつもりです。よろしくお願いいたします。
◎中村玲子 世田谷区在住 無職

芝浦・協働会館を活かす会
新宿区
息子は、所属ないですが、
未来をせおものとして、可能であれば連名で…
◎裕紀 10歳新宿区立柏木小学校 です
◎おおみや しのぶ

わたしもニュースできいていて、この時代にまさか、と思って、
きっとなくなるだろうとたかをくくっていましたが、多田さんのメールに賛同します。
◎石田紀佳  フリーランスキュレーター

神宮は、近所で生まれて、高校も国学院高校なので徒歩通学していた場所です。
以下のブログ読んでて、建築って、アイドル人気投票みたいな価値なのかいな、と思います 
http://ameblo.jp/mori-arch-econo/entry-11646600598.html
◎橘川幸夫  デジタルメディア研究所所長

◎鈴木晋作  建築旅人 大工 左官 神奈川県中郡大磯町
激しく賛同いたします…UstreamでJIAのシンポを聞いて、槇文彦さん宮台真司さんの意見をごもっともと思っておりました。

◎瀬戸山玄  ドキュメンタリスト
オリンピック招致もさること、この新国立競技場のプランにはまったく現代的な知性を感じないばかりか、
今更なにを権威主義的な、ベルリンオリッピックの時のような古くさい国威発揚というか、
利権団体がひそかに暗躍するための場の匂いがしていました。
断固、異様な予算枠に反対するばかりでなく、新設そのものに疑問を感じています。
それよりも先に、原発4号機からの核燃料棒1500本強の無事な取り出しを優先すべきだろうにと思う次第。

◎中野照子  編集者
ご案内、ありがとうございます。先日のJIAの公開討論会には行けなかったので、どこかで意思表明したいと思っていました。

国立競技場の件は、槇先生もいろいろ頑張っておられる様子、新聞などで拝見しておりました。
私も、多田さんたちの要望に、大いに賛同します。本当に、大きな建物は不要だと思います。
個人的には、あのデザインにも大きな疑問を抱いています。
◎萩野紀一郎  建築家・萩野アトリエ

◎丸山欣也 ワークショップアジテーター
同感です。戦わなければ。共に戦う……古い言葉だけど。。

破壊の上に成り立つ建設 他人を犠牲にしての幸福 経済成長ではなく、文化の成熟を
◎豊藏 均  株式会社 創庭社 千葉市

槇文彦さんの文章をだいぶ前に拝見しましたが、新国立競技場、こりゃないわ〜と思っていたので賛同します!
ランニングコストを払うのは娘たちなので娘の名前も載せたいぐらいですが……
◎加藤愛子 株式会社オフィスキントン・デザイナー 新宿区

槙文彦氏の主張される通り、僅か17日間の為には仮設で十分間に合います。
福島の復興を余所目に規模に拘る許の思想は、脱原発をいち早く決めるドイツと、
唯一の被爆国に加えチェルノブイリを遥かに凌ぐ規模の事故の当事国の首相が、
あろう事か原発を諸外国に売り込むと言う愚挙にでている現況は憂うべきものです。
私はこの期に、五輪招致などと言う考え方自体に端なから反対でした。
◎柿沼守利 建築家

東京都国立市国立競技場の件、このメールでは伝えきれない思いが一杯です。
署名に参加させていただける機会に感謝します。
そして、現在の国立競技場を生かす案にも共感します。
◎小泉誠  家具デザイナー

私は、あの屋根は仮設がよい、あのまま作るならNASAがつくって閉会室に宇宙に飛んで行く、
というのがオオカワ建築設計室の案でした…^^ 
結構本気でfacebookで書いていました。
なんであんな大きいものを作る事になったのでしょうね。
◎大川三枝子 (株)オオカワ建築設計室

◎坂本善昭
オリンピックの新国立競技場設計が内蔵する諸問題は、
どこか今の日本が漫然と抱えている事象と似ている気がしますね。
戦後60年以上が過ぎているにもかかわらず、
いまだに負の遺産を昇華できない日本の社会性そのままという感じ。
国際的という流れに卑しく乗り込んでしまうより、
もっと日本人本来の蓄積された知恵と判断力で見つめながら、
オリンピックの場を新たな未来資源として深考する必要があると思います。

これまで、この問題、そして、もともとのオリンピック誘致、
都の「東京の国際化」やら安倍政権の「原発輸出」やら・・・
まあ、ミソもクソもいっしょにして、と言われそうですが、
ビッグで新奇が大好きなアナクロおじさんたちの目に余る
産官学共犯のアドバルーンに心がつぶれる思いをしてきましたが、
もう、おじさんたちお得意の例によってのオトナ的手腕にお任せするのではなく、
今このような声を上げることの必要を思います。
「(ですからほんとうは、戦いたいわけではないのですが......。)」と言いつつ、戦う必要があるのだと思います。
◎森 恵

ホントになぜこんなスケールに?とびっくりですよね。
私は小・中学校とも上原だったので渋谷区の陸上競技会といえば
贅沢にも今の競技場で行われ、学校全員で参加しました。
実は私が自分は高所恐怖症であると自覚したのはまさに陸上競技場にいるその時で、
あまりの高さと広さに遠近感がつかめなくなってしまったのです
(高い位置の座席はホントにクラクラして歩けないんです)。
その記憶があるだけに、今の競技場よりはるかにビッグサイズなんて想像もつきません。
それは人間の身体感覚を超えているのではないでしょうか。
それと、やっぱり代々木公園と神宮外苑一帯は本当に守られるべき景観だと思います。
渋谷出身というとよく驚かれるのですが私自身は代々木の杜のおかげで自然を感じながら育ちました。
(代々木公園での木登り、外苑での写生は週末の日常でした)
◎竹内典子

◎ようやく読み終わりました。
この件に関しては、わたしも疑問に思っていました。
絵画館前の銀杏並木がなくなるなんて、悲しいです。(←これは思い違いです。)
このまえ、テレビで、新しい国立競技場の建築が予算の倍以上かかるらしいとやっていました。
また、カヌーの競技場を作るため、葛西臨海公園も壊すとか?
それにも反対です。
賛同します。
◎鈴木裕子(書籍編集者)

神宮外苑の風致・景観と新国立競技場の建設再考のお願いについて」に賛同いたします。
幼い頃から信濃町教会に行っていたので、1964の東京オリンピックの聖火は、
教会の帰りに祖母と一緒に外苑でお弁当を食べながら、競技場の外から見た記憶があります。
以後、外苑辺りは、代々の教会の子ども達やかつて子どもだった大人の「オアシス」でした。
都会の真ん中の自然溢れる環境をなくして欲しくはありません。
智子さんも初め関係する方々に、よろしくお願いいたします。
◎原田裕子 日本キリスト教団信濃町教会 所属

 新国立競技場については、地域の歴史的意義と今後の東京の施設としての展望性、美観、調和、それからその選定過程、
どれをとっても極めて疑問の残るものと思っています。
 是非多くの方の力を結集して、未来に禍根を残さないようにしたいものです。
 何かできることがあれば、出来る範囲でやりたいと思っています。
 よろしくお願いします。
◎高松

私も反対です。第一、都心の貴重な緑の伐採は、あってはならないと思います!
◎豊原晶子

*神宮外苑のイチョウはまもなく黄葉が始まります。
抜ける様な青空に映える黄金色にかがやくイチョウの風景はコンクリートの巨大な壁を
背景にしては成り立たない。
オリンピックと云う一刻のお祭りのために外苑そのものである景観を壊すことは許されない愚行!
◎高木彬夫@JIA_千葉_Ichikawa

お返事が遅くなりましたが、先日いただいた表記の件について、
おおむね賛同いたしますので、賛同者の一角にお入れください。
おおむねというのは、そもそもオリンピックを日本でやるべきではないと
考えるからですが、決まってしまったからには、少しでもマシなものと思っていま
す。
世界に向かって大ウソをついて、ほんとに7年後開催できるか、疑問でもあります
が、推進側のなりふり構わぬ姿勢は醜悪の極みです。
ともあれ、行動を起こすことは大事です。
◎西山麻夕美/フリーライター

昨晩のNHKニュースで、槙さんたちが、文科省?だかに、計画変更の
要望書を手渡したことを、やっていました。
その中に、100人 くらいの賛同者名簿を持参してとありましたが、運動
がつながるといいですね・・・・
◎篠田弘子

賛同します。
個 人的には、国立競技場は、ここ45年にわたって、サッカー観戦のために数百回(300〜400回?)は足を運んでいます。
(最近は、11月2日のナビスコ 杯決勝、雨にたたられましたがね。)なので、国立競技場を「庭」同然に使用している小生には、声を大にして、発言する権利があるはず です。
た だし欲を言えば、10万人収容のスタジアムがほしいです。海外で、8〜10万人のサッカー専用スタジアムがざらです。
決して8万人が多いとは思いません。 今の5万4千人は国際試合のビッグゲームでは少なすぎて、
埼玉か横浜で行なわれるのが通例です。横浜が7万なので、8万人収容は妥当でしょう。
小生は国立競技場のバックスタンドがとくに好きで、新宿方面の景観をボーット眺めながら、演劇論についてのイメージをずいぶんもらい ました。
そうした国立に「心」を建築の諸先生たちはどれだけ理解しているのか、それも心配で す。果たして、国立の内部にどれだけ足を踏み入れているのか。
サッカーファンにとって国立は「聖地」なので、その心を汚すようなことはしてほしくないです。
ただ政府に一方的に通達されたり、秘密裡に事が運ぶのはゴメンですね。
ということで、見直し案には賛同します
◎西堂行人  職業=演劇評論家・国際演劇評論家協会・近畿大学文芸学部

私も個人として、あの競技場には賛成いたしかねます。というより、神宮の風致には まったく馴染まないと思います。
建設再考に賛同いたしますので、名前をお使いください。
村田 由紀子
◎英語講師、翻訳業

明治神宮の外苑という場所柄に、もっと適した意匠・規模があるはずです。
エッフェル塔も当初は批判があったものの、現在ではパリの景観にポジティ ブな要素と なっているのではないか、
と言う反論もあるかと思いますが、東京とパリのロケーションの違いや、一つの建築物としてのスケールが外苑と言う場所に、
将来的 にも馴染むのかと問われればおおいに疑問です。
◎昆陽一

東京新聞などの記事を読んで憤慨していたところです。
連絡が遅れましたが、賛同いたします。
◎木村民子

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