<8月末で終了し国会に提出しました> 
新国立競技場計画の見直しを!
簡素で使いやすい競技場を
政府に直接、要望しよう。

政府は新国立競技場の計画を白紙撤回しました。
しかしどんな競技場にするかについて何も明らかになっていません。
これからも必要な指摘を続けます。

しかし白紙撤回といいながら、工費1800億円というコンペ時の1300億円より500億円も高い建設費の報道が流れています。加えて安倍総理はザハ案を白紙にと宣言しましたが、有識者会議の提言から見直すとは一言も言っておりません。

言い換えれば、ふたたび維持管理費捻出のための「8万人収容、天候に左右されずコンサートとイベントが行え、ワールドカップサッカーも招致できる競技場」計画が進められる可能性があります。

サッカーも陸上競技も開催でき、コンサートとイベントのための可動式の屋根がある多目的=無目的スタジアムの建設がまたしても計画されるのであれば、キールアーチがなくなっただけで問題は何も解決されません。

一般にビルは竣工後から解体廃棄されるまでの期間に建設費の3-4倍のコストがかかるといわれます。これを当てはめると7200億円もの多額の維持管理費・大規模補修費がかかると思われます。

あまり報道されていませんが、競技場の付属敷地に組み込まれている霞ヶ丘アパートの立ち退き問題や競技場の管理者である日本スポーツ振興センターと日本青年館が一緒になり16階建ての高層ビルに建て替える計画が進行中で、まさに焼け太りです。

2520億円の建設計画が白紙になり請願事項1は達成されました。しかし多くの国民が納得できるよう有識者会議の提案の見直し、競技場の高さの問題、霞ヶ丘アパートの立ち退き問題なども解決した上で競技場に何を求めるのか、神宮の森にふさわしく安価で簡素で美しいスタジアムを求めていきたいと思います。
そのために請願事項2を衆参両院議長に届けるため、国会請願署名活動を続行いたしますので、引き続きご協力を心よりお願い申し上げます。

なお、既に集まっている署名を無駄にしないため、請願内容の変更を行わないこともご理解いただきますようお願い致します。
【署名のやり方】
直筆で署名の上、8月31日(月)必着でお送りください。

○下記から請願書のPDFをダウンロードし、A4用紙に印刷、
 請願内容をご確認のうえ、ご署名ください。
○原則として自筆でお願いします。
○セブンイレブンのネットプリントでも印刷できます。
 プリント予約番号 84FE4QRM 7月19日(日)まで有効
○国籍・年齢の制限はありません。
 日本国内に在住の外国人の方及び未成年の方も請願することができます。
○なるべく、おとりまとめのうえ、お送りください。ただし、空欄があってもかまいません。
▼請願書ダウンロード

【送付先】
〒162-0823 東京都新宿区神楽河岸1-1 東京ボランティアセンター
 市民活動センター メールボックスNo.53宛
 または
〒170-0013 東京都豊島区東池袋5-35-5
 神宮外苑と国立競技場を未来へ手わたす会宛
【締切】
8月末日必着(郵送でお願いします)
9月15日を目処に署名簿を国会へ提出する予定です。
請願署名表紙見本。
署名は集計し見本の表紙をつけて国会に提出します。

請願用紙

請願を提出し、活動についてアピールするため参議院議員会館で、院内集会を開きました。
▼院内集会へ